fc2ブログ

熊野ロマンチックエリア

野鳥観察がメインで、昆虫と山野草もね。

Top Page › 昆虫 › カシ ルリオトシブミ ヒメコブオトシブミ ヒメクロオトシブミ 小さな匠の技の持ち主だよ
2022-05-31 (Tue)  05:00

カシ ルリオトシブミ ヒメコブオトシブミ ヒメクロオトシブミ 小さな匠の技の持ち主だよ

カシルリオトシブミ IMG_0915

田辺市奇絶峡にて

体長4ミリにも満たないカシルリオトシブミがイタドリの葉を切り出して、くるくると丸めて揺籃・ゆりかごを作っているところです。

この中に卵が産みつけられていて、揺籃が完成すると葉から切り離して下に落します。

卵から孵った幼虫はこの「ゆりかご」の中で育ちますよ~。

このゆりかごを「落とし文」に見立てての種名ですが、何とも風雅な名前ですね。^ ^

小さな体でこの匠の技は神業と言えます。



ヒメコブオトシブミ IMG_1928

ヒメコブオトシブミは体長約5ミリで、上翅にコブがあります。

カラムシやコアカソで揺籃を作るそうですが、一度も見たことがありませんので作っているシーンを見てみたいものです。



ヒメクロオトシブミ IMG_0569

ヒメクロオトシブミは体長約6ミリで、フジ、バラ、コナラなどの葉で揺籃を作るそうですが、こちらも見たことがありません。


カシルリオトシブミ 5/25 ヒメコブオトシブミ 5/29 ヒメクロオトシブミ 5/23。


☆彡 ぜひ、こちらも↓あわせてご覧下さいませ。

カシルリオトシブミと酷似する数種があって、厳密には顕微鏡下でないと同定できないそうですが、イタドリで揺籃を作っているので、ここではカシルリオトシブミとしました。





関連記事
スポンサーサイト



最終更新日 : 2022-05-31

Comment







管理者にだけ表示を許可