fc2ブログ

熊野ロマンチックエリア

野鳥観察がメインで、昆虫と山野草もね。

Top Page › 風光 › ミズヒキ 花に秘めた知恵
2018-09-26 (Wed)  09:34

ミズヒキ 花に秘めた知恵



田辺市秋津川 2018.9.17-23.

この時季のミズヒキの花穂には、花が閉じた後のと開いている花が混じっていることが多いです。

花を閉じた後、花柱(雌しべ)が伸び出して、これがやがて固くなってひっつき虫となります。


尚、この画像には見られませんが、開花前の蕾には突き出した雌しべは見られません。





咲いている花を拡大して見ると、成熟した5つの雄しべと、ごく短い未熟そうな雌しべが見られます。





こちらは短かった雌しべが伸びてきていますが、雄しべは痩せていかにも老衰しているように見えますし、4本に減っていますね。

開花後日が経ったものと思われます。


このように雌雄の成熟にタイムラグがあるのは、自家受粉を避けるための知恵と言いましょうか、巧みな戦術なのでしょうね。


☆彡 ぜひ、こちらも↓あわせてご覧下さいませ。

関連記事
スポンサーサイト



最終更新日 : 2019-07-02

No title * by 胡蝶の夢
うわあ、こんな小さな花でも、本当に精巧にできていますね!
こうしてみると花弁の色も、とってもデリケートですね☆

No title * by Jun ☆彡
> 胡蝶さん
ありがとうございます。(^_^)v

3ミリほどの花でも、作りは精巧で、驚くばかりでしょう。

Comment-close▲

Comment







管理者にだけ表示を許可

No title

うわあ、こんな小さな花でも、本当に精巧にできていますね!
こうしてみると花弁の色も、とってもデリケートですね☆
2018-09-27-05:35 * 胡蝶の夢 [ 編集 * 投稿 ]

No title

> 胡蝶さん
ありがとうございます。(^_^)v

3ミリほどの花でも、作りは精巧で、驚くばかりでしょう。
2018-09-27-20:16 * Jun ☆彡 [ 編集 * 投稿 ]