田辺市秋津川 2018.9.17-23.
この時季のミズヒキの花穂には、花が閉じた後のと開いている花が混じっていることが多いです。
花を閉じた後、花柱(雌しべ)が伸び出して、これがやがて固くなってひっつき虫となります。
尚、この画像には見られませんが、開花前の蕾には突き出した雌しべは見られません。
咲いている花を拡大して見ると、成熟した5つの雄しべと、ごく短い未熟そうな雌しべが見られます。
こちらは短かった雌しべが伸びてきていますが、雄しべは痩せていかにも老衰しているように見えますし、4本に減っていますね。
開花後日が経ったものと思われます。
このように雌雄の成熟にタイムラグがあるのは、自家受粉を避けるための知恵と言いましょうか、巧みな戦術なのでしょうね。
☆彡 ぜひ、こちらも↓あわせてご覧下さいませ。
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最終更新日 : 2019-07-02
こうしてみると花弁の色も、とってもデリケートですね☆