みなべ町森の鼻 2015.10.22.
満潮で沖の磯から追われて浜辺に集まったシギ・チドリの群れの中に、コオバシギ幼鳥を見つけました。
以前はここで何度か記録していますが、今回は十数年ぶりなので、嬉しかったですね~。^ ^
伊勢湾周辺ではさほど珍しくはないようですが、和歌山県では記録が少ないシギで、1987年の9月に田辺市の天神崎で僕が県下初記録したのち、ここで数回記録したことがあるだけです。
このコオバシギはこの夏にシベリアで育ち、これから越冬地のオーストラリアへ向かう途中、翼を休めようとここに立ち寄ったのです。
翌日からは見られないので、もう旅立ったのでしょう。初めての渡りが無事でありますように…。
ところで、良く似たシギにより記録が多いオバシギがあります。時々、他の方のブログでオバシギをコオバシギとしているのを見かけますので、以下に違いが分かりやすいように、幼鳥の比較画像をアップしておきます。
赤い印にご注目ね。 ・
赤色で印をした部位を比較して頂ければ、敢えてくどくど説明をするまでもないですね。^ ^
心当たりがおありの方は、素直に間違いを認めてくださいね。識別ミスを素直に甘受できないようでは、識別力の向上は望めませんよ~。
☆彡 よろしければ、こちらも↓あわせてご覧下さいませ。
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最終更新日 : 2019-07-02